スチームクリーナーはどれがオススメ?

蒸気の力だけで、こびりついた頑固な汚れも楽に落とせるのがスチームクリーナーのメリットですが、いろんなタイプがありすぎて「どれを選べば良いのか・・・」と迷いやすいものです。

どのスチームクリーナーが最適なのか決めかねている場合、まず意識すべきことは、どのような用途をメインに使用するかを明確にすることです。

用途が決まれば、自ずと選ぶべきスチームクリーナーの種類も絞られてきます。

そこで、このページでは、用途別に最適なスチームクリーナーを紹介しながら、人気を踏まえたオススメのメーカーの紹介と製品の特徴、注意点などについて解説していきます。

  1. 広い用途なら「キャニスター」
  2. 手軽に使うなら「ハンディ」
  3. 床掃除メインなら「スティック」
  4. オススメのメーカーは?
  5. ケルヒャー製品の特徴
  6. アイリスオーヤマ製品の特徴
  7. Steamfast製品の特徴
  8. まとめ:金額よりも用途で選ぶ方がお得

広い用途なら「キャニスター」

家中の色々な掃除にスチームクリーナーを使いたい場合、または、一度にまとめて色々な場所を掃除したい場合は、万能なキャニスタータイプが最適です。

キャニスタータイプには、ホイールが付いて家庭用の掃除機と同じように使うことができるので持ち運ぶ必要がなく、スティックタイプと同じようにフローリングの掃除に使用することもできます。

しかも、スティックタイプと比べてボイラー性能が高いので、高温蒸気による洗浄と殺菌が可能です。

その分、本体の給水タンクを満タンにした時の重量は5kg前後になるので、持ち運びの移動は厳しくなります。また、ホースの長さにも限界があるので、レンジフードのような高い場所の掃除には不向きだったりします。

キャニスタータイプで高い場所の掃除する場合、台の上に乗せてやっと届く程度です。また、ノズルを上に向けながら使用すると、水滴がポタポタと垂れてくることが多いです。

手軽に使うなら「ハンディ」

必要に応じてさっと取り出してすぐ使いたい場合は、ハンディタイプが最適です。

例えば、食器の油汚れがしつこくて落ちない場合、または、鍋にアクなどの汚れが付着してスポンジでもなかなか取れないような場合には、ボイラー式のハンディで簡単に汚れを落とすことができます。

ハンディタイプはコンパクトなタイプなので、収納場所に困らないメリットもあります。

ただし、アタッチメントとしてロングホースのないハンディタイプは、給水すると重量が2kg近くとなることで女性には少し重いので、給水後の重量を把握することも選ぶ上での基準となります。

また、タンク容量が小さく長時間使えない点に注意しましょう。

床掃除メインなら「スティック」

床についた汗の汚れやペットによる汚れ、または、裸足で歩いて雑菌が増えた時のニオイ対策として日頃から掃除したいという場合には、スティックタイプがオススメです。

スティックタイプは、日常的に使えることを想定しているため、パネル方式の加熱でヒートアップタイプも短いので手軽に使用できるだけでなく、立てたまま置くことができるので場所も取りません。

ボイラータイプのように、給水タンクを高圧にする必要がないため水の継ぎ足しが可能という効率の良さがあります。

その分、高圧蒸気を出すことはできないので頑固な汚れを落とすのは難しいです。

また、形状からもわかるとおり、フローリングの清掃などフラットな場所で下に向けて使用する方法に限られるため、大半のスティックタイプは床専用で用途が限定されます。

オススメのメーカーは?

日本で人気のスチームクリーナーからオススメのメーカーを選ぶとすれば、ケルヒャーとアイリスオーヤマの2社の製品が中心となっています。

これらのメーカーを選ぶのが妥当な理由は、家電量販店やホームセンターでも販売されているので、入手が容易でメーカー保証などの面で安心できるメリットがあります。

ただし、保証面が充実している分、ケルヒャーは、他社のスチームクリーナーと比較して価格がやや高めになっています。

一方のアイリス製品は、安くてリーズナブルな反面、「ボイラー性能が今ひとつ」というレビューが少なからずあります。

その点を踏まえると、スチームファーストDXのメーカーである「Steamfast」のようなスチームクリーナー専門メーカーは性能面で強いですが、日本では、取り扱い商品が限られているのが現状です。

実際に使用した経験を踏まえても、Steamfast製品はパワフルです。

では、これら3メーカーに絞って、製品の特徴を確認していきましょう。

ケルヒャー製品の特徴

ケルヒャーのスチームクリーナーは、「SC+1~4+EasyFix」というシリーズで分類されていますが、SC1は、小型のハンディタイプとして使用できながら、床用のアタッチメントなども付いているタイプです。

手軽で床掃除もできるタイプを探しているなら、ケルヒャーのSC1 EasyFixがオススメですが、連続噴射時間は6分程度と短いため、フローリングの面積が広ければ使用の途中で水切れを起こしてしまうかもしれません。

安全のために、ボイラー温度が下がるまで蓋にロックがかかるため、追加補給に時間がかかります。

ハンディタイプでは事足りないと感じる場合は、キャニスタータイプの中でも、重量が2.9kgとそこまで重くない「SC2 EasyFix」がオススメです。

こちらは、金額も2万円弱で購入できるので、重量、サイズ感、費用のバランスが取れたタイプと言えるかもしれません。

ただし、Amazonでレビューを見てみると評価が分かれているので、知名度が高く家電量販店やホームセンターに置かれているからと言って一概に良いとも限らないようです。

アイリスオーヤマ製品の特徴

アイリスオーヤマは、主婦層が使用しやすいことを考えて開発している製品が多くあります。

アイリスオーヤマのハンディスチームクリーナー「STM-304N-W」は、ロングホースが元々付いているタイプで台所の上などに置きながら作業も可能です。

ハンディと言っても給水タンクを満タンにするとそれなりの重量があるため、女性では少し大変ですが、STM-304N-Wならロングホースで起きながら掃除できます。

また、ノズルの横には、チャイルドロックによってサイドボタンを押さないとロックが外れないようになっているので、小さい子供のための事故防止対策も万全に考えられています。

ハンディタイプは、本体の根元からノズルが出せて、短めのホースが付いているタイプもあるので用途に応じて選ぶことができます。

ただし、Amazonレビューを見てみると「蒸気温度が低い」という声も少なからずあったので、ボイラー性能に関しては悩みどころかもしれません。

掃除の用途から考えてハンディタイプでは少し物足りないと感じる場合は、アイリスオーヤマ製のキャニスタータイプ「STM-416-W」などもあります。

給水タンク容量は、1.5Lあり連続40分の運転が可能で、金額も1万円程度とお得です。

一体型のホースは、全長190cmと十分な長さがあるので、広い範囲を掃除することが可能です。また、ノズル自体を本体に設置できるのも使い勝手が考えられています。

ただし、Amazonのレビューは、あまり良い評価とは言えません。

Steamfast製品の特徴

Steamfastは、アメリカで色々なスチーム製品を手がけている専門メーカーという強みがあります。

日本では、代理店が1つしかなく、取り扱い製品もスチームファーストDXとミニに限られていますが、アメリカでは、アイロンやプレス、消臭、そして、フローリング用のスティックなど、いろいろな用途の製品が展開しています。

ケルヒャーやアイリス製品は、利用者目線で利便性重視の製品が多いのに対して、Steamfastはボイラー性能重視で安定感があるので、実際に使用してみると良さに気づくと思います。

まとめ:金額よりも用途で選ぶ方がお得

一概にスチームクリーナーと言っても、キャニスター、ハンディ、スティックという用途の他に、ボイラーやパネルタイプのように加熱方式によっても種類が分かれています。

価格によるコストパフォーマンスだけで判断してしまうと、お得だけどあまり出番がないタイプを選んでしまうなんてことがあるかもしれません。

掃除範囲の広いボイラー方式のキャニスタータイプを購入しても、使う機会が少なければ、せっかくの買い物が無駄になってしまうので、使用用途を明確に決めてから購入するのがオススメです。